第23回静大祭in浜松テーマソング『若葉』

作詞:小泉祐介 作曲:武藤洲 歌唱:王羽晴


歌詞

切なさとやるせなさは
真夏のアイスのように溶けてしまえばいい
悲しみが泣いていたよ
あんがい可愛らしいとこもあるのね

時間が経つと枯れちゃうから
こんなにも愛おしいのかな
時間が経つと消えちゃうから
こんなにも美しいのかな

変わっていくけど
今日くらいはさ、馬鹿な夢と踊ろうぜ
あの日見ていた虹をずっと追いかけていた
死んだ日々が泣かないように
今はまだ青でいい

満たされないまま
また迎える朝
まぁそんなもんだよな
明日がまた昇るぜ

わかってるけど
今日くらいはさ、馬鹿な夢と笑おうぜ
あの日見ていた虹を今も追いかけている
青い日々よ 忘れないでくれ
君を忘れない事
明日とまた昇るぜ


作詞者コメント

この曲は、まだ子供だったあの頃を想いながら書いた曲です。
まだ僕が子供だった頃は、虹を見たとき本気で虹のアーチをくぐれると思っていました。
それが、大人になっていくにつれて、そんな純粋で馬鹿らしい夢はいつのまにか忘れていて、同じような毎日を夢もなく過ごしています。
大多数の大学生がそんな感じだと思います。
ですが、大学祭の日くらいは、馬鹿みたいな夢を持っていた子供の頃に立ち返って、無邪気に楽しもう。という思いを歌詞に込めました。


作曲者コメント

秋の終わりの文化祭ということで、聴いた人がじんわりとできるような音楽にしました。
スローテンポの中にも、確かに前に進むようなストレートかつエモーショナルなサウンドを感じられる構成になっており、さらに王羽晴さんの のびやかで力強い歌声が楽曲に深みを与えてくれています。
きっとこの曲は、この文化祭に深みと温かさを与えられる存在だと思います。